何でもやろうとしちゃ駄目かもしれない
仕事は広く深くいろいろと手を出してみたくなるものかもしれない。
でも、やりたいことがいろいろあっても結局は一つに特化したほうが上手くいく場合が多いのかもしれない。
例えば、プログラムもデザインも両方出来る人がいたとする。
その人はプログラムで時間単価2万円を生み出すことが出来るが、デザインでは時間単価1万円しか生み出すことが出来ない。
そういった場合その人はデザインで時間単価5千円しか生み出さない自分より劣っているデザイナーにデザインを全て外注して、自分はプログラムに集中したほうが得をすることになる。
まさにD・リカードが提唱した比較優位の原理ってやつだ。
この原理は国家の貿易単位でなく、企業単位、個人単位にも適応される法則だと思う。
いろいろと手を出すのではなく、自分がプロとして最もパフォーマンスを発揮できる分野に全神経を集中させることの方が重要かも。