「競争の戦略」を読んで

最近ディレクションやプランニングについて考える機会が増えてきて、ちょっと本格的にマーケティング等について学ばないといけないと思ってきた。

書店に行っていろいろ見てみたけど、「正しいWEBディレクションのやり方」みたいな本は確かに読みやすいけど当たり前のことをわかりやすく書いてあるだけのような気がして、買ってまで読もうとは思わなかった。

色々考えてみて、結局のところ経営戦略について学べば「なぜこの商品を押し出したいのか」「どのような戦略を立てていけばいいのか」等について、根本から学べるのではないかと思いこの本を買ってみた。

これを理解すれば、業界の収益率を決定付ける競争要因が下記の5つからなることが分かる。
・買い手の競争力
・新規参入の脅威
・売り手の交渉力
・代替製品・サービスの脅威
・業者間の敵対関係

その上で競争の戦略として位置づけられる方法は3つあり、そのうちのどれかに絞っていくことがよいとされている。
・コストのリーダーシップ
・差別化
・集中

実務だけでは座学は学べないし、座学だけでは実務はこなせないと思うけど、座学を知っているからいないかによって実務に差が出てくるのは間違いないと思う。