WEBプランナーの果たす役割について考えてみた

最近考えさせられるのが、「WEBに関わってないお仕事をしている方々」に対してWEBサイトのシステム周りを提案することの難しさ。

顧客は,Webプランナーを待っている
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061006/250114/

WEBサイトを作りたいと考えているエンドユーザーに直接会って進めている案件が現在2案件あるのだが、先方はWEBに関する知識が全くない。

そういうエンドユーザーに対して、「フレームワークとしてこういうものを使って、オブジェクト思考に基づくコーディングを行って、さらにデザインパターンを適用して再利用性の高いシステムをご提供します。」なんて専門用語でうちのセールスポイントを羅列したところで、顧客は理解してくれない。

結局顧客が求めているものはもっと根っこの部分(サイトの使いやすさ、管理画面の使いやすいさ)だったりするわけで、そういったものを上手くドキュメント(提案資料)に起こせたり、アピールできるスキルというものが必要になってくる。

「仕事さえ取ってこれれば人がいなくても会社は回るんだよ。」
どこかの社長さんの言葉らしいが、一歩間違えたら顧客無視の暴言ともとらえられかねないこの言葉でも、泥臭い分いやでも心にリアルに響いたりする。

どこからでも仕事を取ってこれる営業スキルが今は絶対に必要。

仕事を取ってこれたらあとはこちらの領域、メンテナンス性、再利用性に優れたコードを紡ぎだしてプログラミングすればいいだけ。その部分に関しては今関わらせていただいてる技術者の横のつながりでどうとでもなる。

以上、考察でした。